寄せ集めと言うなかれ、アバは牛スジの宝箱

「冬だと、なかなか渡せない肉だが…今なら」と安堂光明会長が冷凍庫から出してくれたのがこのお肉です。

その名を「アバ」といいます。早速、インターネットで調べてみますが、牛肉にそんな名前の部位はありません。どうやら、肉の産地・高森地区独自の呼び名のようです。名前の由来については、不明です。
アバは、と畜後の枝肉をさばく時に出るスジ肉のこと。だから、どの部位ということではなく、色々な部位の切れ端の集まりです。アバをよく見ると確かに、色々な形や色をしています。なかには赤身肉も混じっていて、見るからに美味しそうです。
アバはスジ肉なので、冬場は煮込み料理に引っ張り凧。取材班には回ってこないというわけです。

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