【消費者啓蒙活動】H21年度交流会
H21年度 消費者と牛肉生産現場との産地交流会実施 2010/1/27
牛肉の安全・安心への取り組みを多くの消費者に知ってもらうために、今年も産地交流会が行われました。
安心・安全にこだわっているから健康な牛が育つ
今回、牧場を訪れたのは山口県中・西部に住む皆さん総勢35名。
一般公募での参加だから、お肉の生産現場をはじめて見学するという方が多く、熱心に説明を聞いていました。
いつもとは違う牧場の雰囲気に牛さんたちはキョトン。
「牛の耳についたタグの情報から、その牛の産地から流通まで携帯電話ですぐに調べることができるんですよ」とトレーサビリティーの説明に「へえ~」と思わず感心する姿も。
その他にも牛の健康管理や肥育について安心・安全への取り組みに皆さんに納得してもらえた様子。
お肉の肥育、加工流通から農作物の生産まで
続いて、堆肥を作っている連続発酵装置へ。
大量の堆肥と装置の大きさに皆さん驚いていました。
発酵乾燥させたのち、良質の有機肥料として、自家野菜やお米の栽培に利用しています。
美味しさでも納得
いろいろと牛のことについて学び、安心・安全なことはわかったけど・・・。
やはり味わってみないとその良さはわかりません。
そんな思いに応えるように、お昼は高森亭特製のお弁当。
牛の網焼き、コロッケ、チャ~ギュ~、シャキシャキの自家野菜のサラダと贅沢な内容。
会場から思わず「レシピを教えてください」との声が多数。当社専務もその対応に追われていました。
昼食後は、意見交換会。やはりBSEの問題など牛肉の安全性についての話題が中心になりました。特に輸入ものの牛肉の安全基準について皆さん興味があるようです。
衛生管理でさらに安心
所変わって、白衣、キャップ、マスクを着用しパックセンターの見学。
徹底した衛生管理はさることながら「こんなに近くで見学できるなんて」と驚いている人も。
キレイな加工場ということがよ~くわかってもらえたようです。
安堂畜産では、肉牛の肥育から店舗販売までを登録範囲とした「ISO9001-HACCP」を、日本の食肉業界で初めて取得しました。
最後に、肉のこーべや玖珂店でお買物。
お買い得なお肉や、珍しいお肉、安堂畜産オリジナルのタレなど皆さん真剣に吟味。
お店が、年末の肉デーのような賑わいを見せました。
【産地交流会】とは
山口県食肉事業協同組合連合会が食肉の安全性など専門的な情報を分かりやすく消費者に提供することで、食肉の需要の拡大を図ろうとして開催しています。