食肉の表示に関する取組み

山口県食肉公正取引協議会に加盟

近年、食品の安全・安心に対する消費者の関心が高まっており、食肉販売業者である私どもはこれに応えて、的確な情報提供をおこない、消費者の食肉に対する信頼を得る必要があります。

全国食肉公正取引協議会では、様々な法令等をふまえ、食肉の表示に係ることをまとめ平成7年に公正取引委員会の認定を受けた「食肉の表示に関する公正競争規約」(以下「食肉公正競争規約」という。)を設定しております。

食肉の表示に関する公正競争規約並びに同施行規則についてはこちら(http://ajmic.or.jp/kumiai/2013pdf/p73-92.pdf)

食品表示のパトロール隊(平成26年2月7日)

食品表示のパトロール隊

食肉の表示が法律の定めに沿ったものになっているかどうかをチェックするパトロールが行われました。しかも、地域のお店の責任者がお互いのお店を訪問してチェックをし合うというもの。平成9年度からこのようなパトロールが、年に一度、実施されています。

パトロールに参加した各店の責任者。左から安堂畜産、ミコー食品、中央フード。

パトロールに参加した各店の責任者。左から安堂畜産、ミコー食品、中央フード。

安堂畜産の直営店・肉のこーべや玖珂店に、パトロール隊が到着。
さっそく、チェックリストを手に表示を見て周りました。調査員は、県の職員や食肉公正取引協議会事務局、安堂畜産の安堂会長、そして、中央フードとミコー食品の責任者。普段は競合関係にある3社。しかし、チェックをしながら、お互いの表示方法について、和やかに意見交換をする姿をみられました。

食品表示のパトロール隊patroll_4

普段は競合するお店だが、ここでは和やかに情報交換。

山口県食肉公正取引委員会の事務局・高橋さんによると、「お互いにとって情報交換の場になっています」とのこと。この取組みによって、地域全体のレベルアップが図られているようです。

さて、肉のこーべや玖珂店の表示については・・・。
「バッチリですよ。しっかり、法律に定められた肉牛の個体識別番号も表示してありますし、安心ですね」と高橋さん。

patroll_5たくさんのチェック項目。
互いのお店をチェックすることによって、自店のレベルを実感。

このような店の責任者による相互チェックは年に一度。
その他にも、専門の調査員によるチェックが随時行われているとのこと。食品表示の信頼性はこうして守られているのです。
パトロール隊は一日かけて、玖珂・周東の食肉店を巡回しました。