第59回玖西連合肉牛共進会

フェアでふるまう牛を競り落とす!/2006年10月

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秋晴れの朝9時、肉牛の優秀を審査する共進会が岩国市周東町ふれあい広場で開催されました。県内でもこのような審査会が残る地域は少なく、今や貴重な催し。ここで最優秀に輝いた牛が、2006年11月26日の一大イベント「食肉フェア」でみなさんにふるまわれることになっています。

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今回は5頭の出品。どの牛も素人目には、大変立派な体格。専門家の眼で優劣が付けられます。最優秀は森田真二さん出品の「高糸」号。森田さんは去年に引き続きの受賞です。優秀1席は同じく森田真二さん出品「4羅漢」号。優秀2席には西崎孝義さん出品「8羅漢」号に決定しました。

kyoshinkai59saiyusyu去年に引き続き受賞の森田真二さんと最優秀に輝いた「高糸」号。

最優秀に輝いた牛を育てた森田さんに聞きました。「今年は夏の暑さが厳しくて、難しいこともありました。でも、いい牛になりました」。
安全な肉牛を消費者に届けることを一番に、日々、努力されているとのことでした。

kyoshinkai59seri「この牛は、ちょっと大きすぎてねぇ、焼く道具が重さに耐えるかなぁ」と、困った顔も嬉しそうです。

表彰式の後は恒例の競り。
掛け声の下、威勢良く値が上げられ、競り落とされて行きます。時には、その価格に不満な出品者が売ることを下げたり、駆け引きも展開される様は迫力があります。
フィナーレは最優秀の牛、この日一番の値で、安堂社長が競り落としました。

kyoshinkai59osako「出品された5頭のうち、どの牛が最優秀かを予想するクイズでは、小学2年生の大迫龍斗君が見事当てて、賞品の高森牛をゲットしました。なんでも牛と眼が合ったとか。 やったね!

kyoshinkai59kousikyoshinkai59komatu賞品を手に喜びの笑顔の小松 強さん

これも恒例の子牛の体重当てクイズ。
見かけよりも意外に重いのが、この予想の難しさ。なんと大の男と同じくらいの重さにビックリ。見事、当てたのは小松 強(下松市)さん。「自分より絶対、重いと思いましたよ」と、賞品の高森牛を手に喜びの笑顔。
さて、いよいよ2006年11月26日(日)に迫った地域最大のイベント「食肉フェア」。
例年、多くの人で賑わい、焼肉はもちろん、大鍋など、食欲の秋にふさわしい食べ物のイベントです。楽しみですね。

安堂畜産では、グループ企業の高森肉牛ファームで大切に育てた牛はもちろん、こうして競りに出品される生産者さんの努力の結晶、優秀な肉牛を仕入れて、食肉加工しています。美味しくて安全なお肉なら、安堂にご用命下さい。