マグロの中落ちならぬ牛の中落ち!?牛の「そぶり肉」を実食レポート!
そぶり肉ってどこの肉??
そぶり肉??聞きなれない部位ですが、骨の周りについているお肉をこそぎ取り、細かく切ったもの「そぶり肉」といいます。
広島県では「ショブリ肉」とも呼ばれていて、細かく刻みお好み焼きにトッピングして食べるそうです。
そぶり肉は一頭から取れる量も少なく、貴重な部位なんです!マグロでいう「中落ち」。
スペアリブなんかもそうですが、骨の周りの肉ってなぜか美味しいんですよね…。
さて今回の部位はどんな味がするのか…。さっそく調理してみます!
炒めて、煮てみて…
そぶり肉は、切らずにそのまま使えますが、大きいようなら食べやすい大きさにカットしてください。
骨の周りの肉なので、稀に骨がついていることもあるので取り除きます。
初めは、シンプルに塩コショウだけで炒めてみて実食!
特に臭みもなく、塩コショウだけで味付けは十分。
脂身を一緒に味わえる柔らかい部分と、筋のコリコリとした食感がある部分、一度に色んな食感が楽しめました。
筋の部分が気になる方は、下処理のときに取り除いてくださいね。
「こしょうを効かせるとビールと合う!」と男性陣からの声でした。
「煮込んでも美味しい」と、安堂会長からアドバイスがあったので、もう一品「牛丼風煮込み」を作ってみました。
甘辛いたれにたっぷり玉ねぎと一緒に煮込むだけ。
炒めるだけと違って、さらにお肉が柔らかくなり、これはご飯にぴったり!
これは家族全員が楽しめる一品ですね。
他にも、牛すじ煮込みのように大根やこんにゃくと一緒に煮込んでも美味しそうですね!
今回は「そぶり肉」の実食レポートでした。
スーパーにはなかなか並ばない、珍しい部位の取り扱いがあるのは、繁殖、肥育、加工、販売まで一貫して行っている安堂畜産だからからこそ。
これからも、色んな部位とその美味しい食べ方をどんどん紹介していきます!
お楽しみに!