日本初、優れスライサー「JUPITER(ジュピター)Ⅲ」を導入しました。(2022年12月)
2022年12月、安堂畜産のパックセンターは、画期的なスライサーを「JUPITER(ジュピター)Ⅲ」を導入しました。
写真の左側にスライスする前の肉のブロックを入れると、ドームの中でスライスされて、右側のベルトコンベヤーにお肉が整列されて出てきます。厚さが均等なスライスが、しかも、そのままパックできる並びで出て来るのです。まるで、大量生産のお菓子工場を見ているようです。
スピードが桁違い。お肉にやさしく、人に安全!
これまでも、スライサーは何台か導入していますが、このジュピターはスピードが違います。一枚一枚、人の操作で切るタイプとは、雲泥の差。1日に生産できる量は2倍近くに伸びました。しかも最速にすると、スライスされるお肉をパックに詰める作業が追い付かないほどです。
また、特殊な刃のため、従来のものより原料肉へのダメージも少なく、よりキレイなカットが行えるようになりました。
さらに、正確さや速度はもちろん、カットはカバーの中で行われるために、作業員にとっても安全なのです。
日本初の導入
このジュピターⅢは現在(2023.1)、日本にはこの安堂畜産にしか導入されていないとのこと。しかも完成間もないため、まだマニュアルも手元に届いていないとういう新しさです。それでも、使いこなしている作業員たちに拍手!です。
ジュピターⅢによる作業手順(豚のしゃぶしゃぶ用スライスの場合)
①カットする材料のお肉をセットします。
②モニターでカットの種類や厚さ、お肉が出てくる間隔などを設定します。なんと0.1mm単位です。
③始動させると、流れるようにカットされたお肉が整列して出てきます。
少しずつずれて重なるという絶妙な並び。作業員はそのまま畳んでパックに入れるだけです。
④出てきたお肉は、丁寧にトレイに入れていきます。
※「ジュピターⅢ」の詳しい情報については、メーカーのHPをご覧ください>>
安堂畜産はこれからも、より美味しいお肉をリーズナブルに提供するため、設備投資と工夫を重ねていきます。