牛一頭にたった100gの宝肉! ミミクリ

「ミミクリ」という部位の名前を最初に聞いたとき、「耳かき」のことを連想して、聞き返してしまいました。安堂光明会長が持ってきてくれたのは、鮮やかなピンク色の小さな肉片が入った袋でした。「ミミカブ」という別名もあるそうです。
ミミクリとは、人でいうところのコメカミに当たります。顎を上下に動かすときに使う筋肉です。牛の耳の付け根のところ、一頭につき左右2つ、合わせて約100g程度しか採れないという、超が付く希少部位なのです。牛肉珍味の旅のなかでも、最も珍味と言えます。

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