無角和牛
赤身の美味しさが魅力! 山口県だけの希少品種・無角和牛
大正9年(1920)の交配によって無角和牛の生産は始まりました。昭和38年(1963)には1万頭弱まで生産が増えましたが、霜降り肉への需要の高まりなどの影響から生産数は激減し、現在では年間50頭が山口県で生産されています。
安堂グループは、この希少品種を将来に引き継ぐため、主に流通面での取り組みを積極的に展開してきました。流通・販売が増えれば、自ずと品種の生産は未来へ引き継がれるとの思いからです。
近年、食の健康志向と相まって、赤身肉の美味しさが注目され、幻の赤身肉としてグルメ番組で紹介されることも増えてきました。通販では予約がすぐに埋まる人気です。
しかし、まだ生産頭数は少ない状況です。これからも、この魅力的な品種を将来に繋ぎ、発展させるために尽力してまいります。
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